『お金』と聞いて何を思い浮かべるだろう。

ある人は『労働の成果』、またある人は『幸せになるための道具』、『不平等、理不尽なもの』と考える人もいるかもしれない。生き方によってとらえ方は様々である。

お金は価値を物質化し、貝殻から金属、それを加工した硬貨、紙と形を変えてきたが、近年ではクレジット、QRコード、仮想通貨などついに物質ではなくなってきた。

 

お金とは何か、お金持ちとそうでない人間の違いは何なのか。そんな考えをもって今回「お金持ちがやっているお金を呼び寄せる3つの行動とは」という記事を書いてみた。

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お金を呼び寄せる3つの行動

1つ目は『納得できないことには絶対お金を使わない』

1億を超える資産をもつある元経営者は、ATMの時間外手数料など、たとえ数百円であっても条件によっては無料になるもの以外は絶対に使わないという。

お金持ちはお金を稼ぐことの難しさ、そしてお金は簡単になくなってしまうことを知っている。誰よりもお金の「怖さ」を理解しているのかもしれない。

 

2つ目は『しょっちゅうお金のことを口にする』

とある会社の社長は常にお金のことを考え、人との会話においてもお金の話をするそうだ。すると周囲に自分がそういう人間だと認識され、有益な情報が舞い込んでくるそう。また、「お金がない」とは言わないこと、現実に起こってほしくないことは口にしないそうだ。

言葉で幸運を呼び寄せ、言葉で不幸を遠ざける。運命は普段自分が発する言葉から決まっているのかもしれない。

 

3つ目は『付き合う人を選ぶ』

ある投資家によるとお金持ちは人脈が豊かである以前に人脈の質がいい。自分の利益にならないと思う人間には時間を費やさないことを徹底しているのである。

刻一刻をと流れる今この時間は世界中のすべての人間に平等であり、その貴重さを理解し無駄なことに使わない意識が彼らをお金持ちたらしめているのかもしれない。

 

まとめて見てみると3つとも我々にもできそうな簡単なこと。時代を先読みするなどのセンスのような話ではなく、普段の生活のちょっとした気遣い程度のものに思える。

 

しかし、実際に意識して続けるのは難しいのかもしれない。

条件によって無料になるものや無駄を省こうとすると、より自分の労力をあてなければいけなくなったり時間的余裕がなくなったりして、得られたはずの利益を得られなくなることもあるだろう。

言葉においてもかなり意識しないと言動は変えられない。まして今の社会人はネガティブな話題のほうが盛り上がり仲間意識をつくる傾向がある。「給料が少ない」と嘆いているほうが多くの共感を得られ楽になれる。

人との関係を選ぶということは人に嫌われることも覚悟しなければならないだろう。

これらは総じて勇気のいる行動なのだ。

 

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お金とは『エネルギー』

それは『エネルギー』ではないだろうか。我々は普段労働という形でエネルギーを消費し、その対価としてお金を得、それを使って他のエネルギーを買い生活しているという風に考えられる。

ではお金持ちとの違いはエネルギーの差なのだろうか。

確かに3つの行動におけるお金の使い方を選ぶ、無駄を省く、言葉を選ぶ、関わる人間を選ぶ、時間を有効に使うなど、これらを考え、実行するのにはかなり頭を使い、エネルギーを消費するといえるだろう。それを普段から24時間しているのだ。持っているエネルギーの量ではなく、掛けているエネルギーの量が違う。その差こそが収入の差になっているのかもしれない。

 

 まとめ

お金持ちは普段から自分の生活をよりよくしようと考え、行動を起こしている。ほんの些細な行動、言動も意識している。そういう生き方が人に信用されお金が集まってくるのだろう。我々がお金持ちになりたいのならまずは普段の生活から見直さなければならないのかもしれない。

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