新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えていますね。
ステイホームが叫ばれるようになって、もう一年近く経過しましたが、
運動不足や食べすぎで、体重増加に悩んでいませんか?
私は、昨年3月から仕事がほぼテレワークになったのですが、
気が付いたら、なんと昨年10月時点の体重が65キロ!
(ちなみに身長は156センチ…)
もともと食べ歩きや自宅で料理をしたり、食べることが大好きなんです。
通勤で歩かなくなり、自宅にいるのが多くなり人の目を気にしなくて良いので、
油断して、気が付かないうちに食べてしまっていたんですね。
久しぶりに体重計に乗り…愕然とした私はダイエットを開始し、
今年8月時点で18キロ痩せることが出来ました。
本格的なダイエットは初めてだったのですが、
あれこれ調べるうちに分かったのは、昔のダイエット方とは違い、
食事は抜かずしっかり食べたほうが良いということ!
食べないと代謝が悪くなり、
また、食事を抜いて空腹状態で食べると、
血糖値が一気に上がってしまい、太りやすくなるんだそうです。
ただ…食べるといっても、内容が大事なんですよね。
ご飯やパンなど糖質は控えめにして、タンパク質や繊維質の多い野菜は
しっかり食べる。
じゃあどんなものを食べれば良いのか?と調べた時に、ネットなどで
「牛肉はダイエットに良い」という内容をちらほらと見たんです。
牛肉って脂が多くて、カロリーも高そうで、体に悪そう、というイメージがあり、
半信半疑だったのですが、ダイエット中に取り入れてみることにしました。
すると…なんと意外なことに
牛肉を食べた次の日は、体重が減っている!
牛肉はダイエットに良いというのは、嘘じゃなかったんだと思いました。
(私の場合は、です。個人差があると思いますので、参考程度にしてくださいね)
お肉は、ダイエット向きの食材です
牛肉に限らず、お肉ってカロリーも高そうだし、ダイエット中には食べていいのか
迷ってしまうと思いますが、
食べて正解!なんです。
特に、牛肉は脂肪をエネルギーに変える「L-カルニチン」が豊富に含まれていて、
脂肪燃焼効果を高める働きが期待できるんです。
お肉からは「タンパク質」も摂取することが出来ますよね。
タンパク質は、筋肉を作るために必要な栄養素で、
筋肉がつけば、基礎代謝量も上がり体温も上がるので
脂肪燃焼効果もアップ!
牛肉は、タンパク質の含有率が多く、
何と、牛もも肉や赤身肉には100グラムあたり、20グラムのタンパク質が含まれていて、
脂質は10グラム台と控えめなので、
まさに、ダイエット向きの食材なんです。
ただし、部位によっては脂質が多いことも…
ダイエット中は、脂質の多いバラ肉、ステーキに使われる様なサーロインや
リブロース肉は避けた方がよさそうです。
美味しくてダイエットにも最適な牛肉レシピ
牛肉がダイエットにいいことが分かり、
セールや、閉店間際などお得にゲット出来た日限定ですが…(牛肉ってお高いですよね)
自宅でちょこちょこと牛肉料理を作っています。
日中はほぼずっと仕事なので、時間に限りがあることも多く、
反抗期の娘がおり、バトルが長引いて時間がなくなったり(汗)
習い事の送迎があったりするので、
何十分も煮込んだり焼いたり、というレシピには、
あまり手を出しません。
簡単なものばかりで、
お手軽な薄切り肉中心なのですが、
何種類かレシピをご紹介しますね!
しらたきでカサ増しでも絶品 牛ごぼう
牛ごぼうは、普通は牛肉とごぼうで作ると思うのですが、
牛肉を半分にして、残り半分をしらたきにしたレシピです。
レシピとして載せるほどのものではないくらい簡単だし、
もう知っていらっしゃる方も多そうですが…
カロリー控えめでも満足感があって、
おかずにしても良いし、ご飯にのせたり、温かいうどんにかけて肉うどん風にするなど、アレンジが自在なので、何度も作っているレシピです。
3~4人分
〈煮汁〉
牛肉(こま切れ) 200グラム 水 300cc
しらたき 200グラム 醤油 大さじ6
ごぼう 200グラム 酒 大さじ4
しょうが 15グラム みりん 大さじ4
サラダ油 大さじ2/3 砂糖 大さじ3
- ごぼうは太目のささがきにします。
しらたきはあく抜きをして、食べやすい長さに切ります。
しょうがは千切りにします。(私は時間がない時はチューブ生姜で代用します)
- サラダ油としょうがをフライパンに入れ、弱火で炒め香りが出たら、
ごぼうとしらたきを、ごぼうに透明感が出るまで炒めます。
- 透明感が出たら、煮汁の材料を一気に加えます。
- 牛肉を広げて加え、アクが出てきたらすくい、
煮汁が1/3位になるまで煮詰めます。
(適宜味見をして、お好みの味に調節してください)
お皿に盛り付け、お好みで万能ねぎをふって完成!
(温泉卵をのせても美味しいです)
煮詰める時間は、私はいつも中火ですが10分かからない位だと思います。
お味は、日本人なら嫌いな人はいないであろう、すき焼き風味で、
煮詰めて味を濃いめにすれば、お弁当に入れても喜ばれそう!
カロリーは、牛肉の部位にもよりますが、
もも肉使用なら、1人分150㎉くらいなので、
ダイエット中でも、これくらいなら大丈夫かなと思います。
何といっても、簡単でおいしいのがお気に入りです。
意外に簡単?ローストビーフ
ローストビーフをダイエットに取り入れようと思ったのは、
ランチで、あるお店に入ったことがきっかけでした。
そのお店は、メニュー表にカロリー表示があるのですが、
ローストビーフ5枚位(けっこう大きめ)、炊き込みご飯、たっぷりのサラダ、デザートとスープが付いて
なんと500キロカロリー台!
お肉もしっかり食べた感があって、味もボリュームも大満足だったので、
これは自宅でも作りたいと思い、作ってみました。
時間がない時は、市販のローストビーフを使ったりしますが、
割高だし、時間があれば手作りがおすすめです。
4~5人前
<A>
牛ももかたまり肉 500グラム にんにく 1.5片
塩 小さじ1強 玉ねぎの薄切り 1/4個
あらびき黒コショウ 少々 セロリの薄切り 1/3本分
オリーブオイル 大さじ1/2 人参の薄切り 1/3本分
白ワイン 大さじ3.5
水 230cc
クレソン・練わさび 醤油…お好みで
-
牛肉は1時間位前に冷蔵庫から出し、常温に戻します。
塩・コショウをすりこんでおきます。
-
フライパンにオリーブオイルを熱し、牛肉の表面を強めの中火で焼きます。
牛肉の下に<A>を敷いたら白ワインを回し入れ、ふたをして弱火で10分焼きます。
-
火を止め、牛肉をアルミホイルで包み、そのまま10分ほど置き、切るまで室温においておきます。
-
フライパンの中身はそのままで、白ワインと水を加え、中火で熱します。
底をこそげながら、水が半量くらいになるまで煮詰めて、
こし器などでこします→これがソースになります。
-
牛肉を薄切りにしてお皿に並べ、お好みでクレソンを添えます。
ソースと、わさび、醤油をつけていただきます。
自宅ではローストビーフに、たっぷり目のサラダか温野菜、
残り物のスープか味噌汁、もち麦ごはんの組み合わせで食べることが多いです。
噛み応えがあって、お腹にもたまって美味しいです。
前の日の夜に作っておいて、お昼に食べることが多いですが、ごちそう感満載で、
午後から仕事頑張ろう、という気になります。
たまにはこんな贅沢も良いかも!
体ホカホカ 野菜もたっぷり取れる スンドゥブチゲスープ
3~4人分
<スープ>
牛肉 100g 水 700cc
長ネギ 2/3本 ダシダ 小さじ2.5
好みのきのこ 1/2パック位
キムチ 100グラム
ニラ 2/3束
豆腐 1丁(300g)
にんにく 1.5かけ
しょうが チューブ3cmくらい
豆板醤 小さじ1
ごま油 大さじ1
コチュジャン 小さじ1強
-
長ネギはななめにカットし、きのこは一口大に、
ニラは3センチ幅くらいに切ります。
-
鍋にごま油を熱して、豆板醤とみじん切りにしたにんにく、しょうがを
香りがたつまで弱火で炒めます。
-
キムチを入れてさっと炒めたら、牛肉とネギ、きのこを加えて炒め、
油が回ったら、水とダシダを加えます。
-
沸騰したらアクを取り、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
(こどもが柔らかめの野菜が好きなので、うちは10分くらい煮込んでいます)
-
豆腐を入れ、ニラも加えてひと煮立ちさせます。
最後にコチュジャンを加え完成です。
私はスープが大好きで、だいたいいつも具沢山にして、野菜をたくさん取れる様にしています。
このスープも、牛肉と豆腐でたんぱく質、長ネギやキムチ、きのこ、ニラで野菜もとれ、
ピリ辛でパンチのある味なので、このスープとご飯だけでも、結構お腹いっぱいになります。
キムチは乳酸菌を多く含んでいるので、腸内環境の改善に効果があり、また、唐辛子にカプサイシンが含まれているので、代謝が良くなり、脂肪燃焼に効果があります。
牛肉のダイエット効果プラス、キムチや唐辛子のパワーでダイエットには最適だと思います。
もし、冷蔵庫にもやしが眠っていたら(出来れば豆もやしが良いです)プラスしても美味しいです。(水分が出て味が少し薄まると思うので、調味料で調節してください)
ダイエット時の食事は、最低限のルールさえ守ればOK!
今回は、牛肉のレシピをご紹介しました。
牛肉は、ダイエットに適した食材ではありますが、そればかりでは栄養が偏ってしまいます。
タンパク質を始め、ビタミン・ミネラル・食物繊維・適量の糖質や脂質も大事です!
私がもともと食べることが大好きなのは、先ほど書きましたが、お肉以外にも、魚や野菜・果物、パンご飯に麺類…ダイエット中もバランス良く何でも食べる様にしていました。
パンやご飯、麺類は糖質が多いので、朝と昼に適量食べて、夜は食べない。
お肉やお魚は、脂身の多い部位は避けるか少量にする。
お菓子を食べる時は、一日200キロカロリーまで、糖質や脂質の少ないものにする。でもたまにはケーキや菓子パンも食べてもいいし、その分運動したり、次の日から調節すればOK!
最低限のルールを守っていればOKという事にして、あまり自分を縛りつけずに、長く継続するのが、ダイエットの秘訣だと思います。
ちなみに、今もリバウンドしないように、ゆるくダイエットは継続中です。
牛肉も、ステーキでも焼肉でも、ヘルシーな部位を選んで適量を食べれば大丈夫です!
おいしく食べて、ストレスなくダイエットを楽しみましょう!!