みなさん、こんにちは。

暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

あっという間に7月になって行き、暑さもこれからが本番になってきますね。

さて、9月と言えばお月見の十五夜!月を眺めたり、お団子を食べたりするご家庭も多いのではないでしょうか。そんな十五夜と同じように十三夜というものがあるのをご存知ですか?

今日は十三夜とは、何をするのか、どういう意味があるのか調べてみましょう。

 

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十三夜(じゅうさんや)の意味とは?

中秋の名月十五夜はもともと中国や韓国、台湾で行われていた行事が日本に伝来したもので、月の神様の豊作を願いますが、十三夜とは、日本で始まった日本独自の風習で旧暦の913日~14日の夜(台風が過ぎ、秋晴れとなることが多い旧暦9月に2回目のお月見を設定)を言います。

十五夜は月見団子のほかにイモ類の収穫を祝う行事でもありサツマイモやサトイモなどを供えることが多いため「芋名月」と呼ばれています。

十三夜にも別の言い方があり、この時期は栗や豆が収穫できる時期であり、ちょうど食べごろになることや旬のものを神棚にお供えしてお月見をしたことから「豆名月(まめめいげつ)」「栗名月(くりめいげつ)」と呼ばれます。旬の栗ごはんや煮豆、ケーキ・和菓子屋さんなどで栗スイーツも多く出ておりおうちで食べるのも一つの手ですね!

十三夜は十五夜に次いで美しく、十五夜の後に巡ってくるので「後(のち)の月」とも呼ばれます。また、十五夜は満月ですが、十三夜は満月より少し欠けた月なのも特徴です。

十五夜はまだ夏の暑さが残っており雨の多い季節であまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多く涼しくなって空気も澄んでいるので「十三夜に曇りなし」という言葉があるように月がより美しく見えます。また、十五夜にお月見をしたら十三夜にも必ずお月見をすることになっていました。これは、十五夜だけ鑑賞することを「片月見」と呼び縁起が良くないと言われていたからだそうです。

 

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十三夜(じゅうさんや)の由来とは?

稲作の収穫を終える地域も多いことから秋の収穫に感謝しながら美しい月を愛でると言う願いがあります。また、自然が私たちにもたらす恵みへの感謝や翌年の豊作も願うという意味が込められています。更には、十五夜も十三夜もお月見を楽しむことを大切にしています。

また、十五夜の場合はお団子を15個、十三夜の場合は、13個のお団子を用意し、1段目に9個、2段目に4個並べお月様から見えるところもしくは、床の間に、収穫された旬の果物や野菜もお供えし秋の実りを感謝します。そして、収穫と共にススキの穂や秋の七草を飾りお月見をします。

 

ちなみに

今年2021年の十三夜はいつかと言うと・・・20211018日(月)です!!

 

 

最後に

どうでしたか?

十五夜は聞いたことあるけど、十三夜は聞いたことがないっていう方多かったのではないでしょか。実際、私も十三夜って何だろう、どんな日なのだろうっていう疑問ばかりでした。

今回調べながらふと思ったのが、最近空を見ていないってことに気が付きました(笑)みなさんは空を見上げることがありますか?

以前知人にこんなことを言われたことがあります。

「空を見ていない、見上げることがないってことは心に余裕がない時だよ」と。

確かにっと私も心の中で思いました。毎日忙しくせかせかしていると、目の前のことで精一杯で自然と目線も下がってくるのかなと思います。そんな皆さんも、私もですが、毎日忙しい日々の中でこの十五夜と十三夜の日だけ空を見上げてみませんか?

いつもと違った考え方になったり、心も癒されたりするのではないでしょうか?

日本人は風情あるものが大好きですよね!きっと皆さんも空をみて、月を見て、お団子を食べて癒されるのではないでしょうか。

もう一度言いますが、今年の十三夜は10月18日ですよ!月曜日で平日なので、お仕事の方なども多いと思いますが、是非夜だけ月を見て癒されましょう

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